スマイルゼミと他の勉強方法を塾長目線で比較

スマイルゼミと個別指導塾での勉強を比較

中学生の勉強の定番と言えば学習塾という時代もありましたが、最近ではスマイルゼミなどタブレットを使った勉強方法も一般的になりつつあります。

 

そこで、塾での勉強とスマイルゼミでの勉強の違いについてメリット、デメリットを比較してみました。塾にも色々な形態がありますが、ここでは個別指導塾とを比較してみます。

 

マンツーマンでない個別指導塾もあることに注意

個別指導塾というとマンツーマンで先生が教えてくれるというイメージがあるかもしれませんが、必ずしも先生1人に生徒1人というわけではありません。

 

先生1人に生徒2人〜3人という個別指導塾もあります。

 

塾業界では、先生1人に生徒1人の場合は、完全個別指導塾といい、生徒が複数の場合は「完全」がつかない個別指導塾と言います。

 

生徒が複数なのに何が個別指導かというと、教えてくれる内容です。指導はあくまでひとりひとりにあわせて行います。ただ、先生が同じ時間に複数の生徒を担当するというわけです。

 

例えば、生徒2人の個別指導の場合は、先生が一人の生徒に教えているときは、もう一人は練習問題を解いているといったカタチで授業が進みます。

 

一般的に料金(授業料)が安くなるほど、先生一人に対する生徒の人数が多くなる傾向にあります。生徒の数が多くなれば、それだけ先生に教えてもらえる時間は少なくなります。

 

自分のレベルにあったことを教えてくれる

先生が一度に複数の生徒を担当する個別指導塾でも、自分のレベルにあったことを教えてくれるので、集団塾よりもわかりやすいのは間違いありません。

 

特に勉強がニガテな子の場合は、「何がわからないかがわからない」といった状態で、質問することすらできないこともありますが、個別指導ではこうしたところもフォローしてもらえます。

 

スマイルゼミよりも個別指導塾が優れているところ

わかるまで教えてくれる」のはスマイルゼミにはない個別指導塾ならではのメリットです。

 

講師のスキルにもよりますが、ひとりひとりにあわせた教え方(説明の仕方など)は個別指導塾ならではです。スマイルゼミではここまでのことはできません。

 

また、人と人のコミュニケーションでやる気がアップする面もあります。「先生にホメられた」「はげまされた」ということが、もっと勉強したいという気にさせてくれるものです。

 

ただし、「わかる」ことと「できる」ことは違います。

 

個別指導塾では、勉強が「わかる」ようになるのですが、それが必ずしもテストが「できる」ようにはならないことに気をつけなければなりません。

 

個別指導塾よりもスマイルゼミが優れているところ

勉強が「わかる」とテストで「できる」の違いは、問題演習の差です。

 

先生の説明や参考書の解説を読んで「わかった」ことでも、実際に問題を解いてみようとすると「できない」ことはよくあります。「わかる」と「できる」には差があるからです。

 

わからない問題ができるようになることはありませんが、わかったからといってスグできるとも限りません。「できる」ようになったかは問題演習で確認しなければなりません。

 

個別指導塾では「わかる」に重点を置くため、どうしてもこの「できる」がおろそかになりがちです。逆に「できる」に重点を置いているのがスマイルゼミです。

 

レベル別の問題演習で「できる」の幅を広げていこうというのがスマイルゼミの基本的な考え方です。テストの成績を上げるという点に重点を置いているともいえます。

 

学校の授業がまったくわからないなら、個別指導塾で「わかる」ようになることが必要です。
ただ、テストの成績を上げたいならスマイルゼミで「できる」ようになることが役立ちます。

スマイルゼミと比較しておきたい

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