スマイルゼミの効果的な使い方を塾長が紹介(中学生編)

スマイルゼミ中学準備講座を効果的に使うために必要なこと

テレビCMで流れている通陳教育の「中学準備講座」について調べてみました。これは小学校6年生を対象としたもので、中学入学に向けて勉強面の準備をしておこうというもの。

 

スマイルゼミにもあります。

 

小学生の場合、中学受験をするかしないかで勉強に対する取り組み方が大きく異なります。
中学準備講座は中学受験をしていない公立中学に進学する人向けのものです。

 

学校以外での勉強に慣れていない子がこうしたものを効果的に使う方法を紹介します。

 

スマイルゼミ中学準備講座の内容

スマイルゼミの中学準備講座では、小学校で習ったことの総復習と中学校で習うことの予習を行います。

 

勉強する科目は算数、英語、国語、理科、社会の5科目。
期間は小学校6年の1月から3月までの3ヶ月です。

 

3ヶ月で総復習ということは、小学校で習ったことのすべてを復習するわけではありません。
全科目すべて復習しようと思ったら、時間が足りないからです。

 

そこで、スマイルゼミには総復習を効率的に行う仕組みがあります。
算数の場合、最初に確認テストを受けます。

 

で、その結果にあわせて「出来なかったところ」「苦手なところ」にあわせた総復習プランをスマイルゼミが自動的に設定してくれます。

 

つまり、個別指導の先生のような役割をしてくれるというわけです。

 

この「ひとりひとりにあわせた学習プラン」というのがスマイルゼミの特徴的な機能で、ほかの通信教育などでは見られないものです。

 

なお、この方式は中学準備講座だけでなく、通常の通学生コースにもあります。

 

予習よりも総復習(特に算数)

中学準備講座には、総復習以外にも中学校で習う範囲の予習も含まれていますが、重要なのは総復習です。中学準備講座という名称からも早く中学校の範囲を勉強したい気持ちになってしまうかもしれませんが、メインは復習にすべきです。

 

中学校に入ってつまづく人が多いのは数学です。
算数は得意だったのに、数学は一気にわからなくなったという人も少なくありません。

 

数学(算数)というのは積み上げ科目です。
前に習ったことをもとに、新しいことを勉強していきます。

 

このため、前に習ったことの理解が中途ハンパだと新しいことが理解できません。
気をつけなければならないのは「わかっているつもり」です。

 

算数は得意だったのに、数学が苦手になる理由

算数は得意だったのに、数学はニガテという人は、「わかっているつもり」に過ぎなかったのです。算数のうちは、「わかっているつもり」でもそれなりに点数が取れてしまうのです。

 

ところが数学はそうはいきません。
理解して、自分で式を組み立てたりする能力が必要です。

 

「わかっているつもり」ではなく「ホントに理解している」。
その確認を総復習で行っておくことが必要です。

 

そのときに使えるのがスマイルゼミにある「算数ドリル」という機能です。
これは同じ問題を数値だけ変えて出題してくれるというものです。

 

同じ問題を繰り返し解くことが算数(数学)では重要ですが、数値までまったく同じ問題だと、最初に解いたときに答えを覚えてしまうという欠点があります。答えを覚えていては問題を解いたことになりません。

 

同じ問題なんだけど問題文の数値が違う。
そうしたものを出題してくれるのが算数ドリルです。

 

これを活用して、しっかり総復習をしておくことをオススメします。